■ 「ちあきなおみは日本の宝」と絶賛した
今現在、色んな場面から、ちあきなおみの歌声が聴こえます。
ものまねのコロッケからでしか知らなかったはずの平成生まれの若い世代の
熱烈なちあきなおみファンの増加の勢いが止まりません。
歌手を封印してから今年で24年(平成28年現在)
当の本人がいなくなっても印象が薄れるどころか、鮮明に蘇りつつあります。
いないからこそ尚、カリスマ性を帯び、ちあきなおみは「伝説」となっていきました。
また、色々な著名人から絶賛されることで、「伝説の歌姫」はますます泊がついたのも事実でしょう。
たとえば桑田佳祐はラジオ番組で「ちあきなおみ特集」を組み、
「ちあきなおみは日本の宝だ」と言っていますし、
マツコデラックスは熱烈な「ちあき信者」を公言しています。
民放で生存歌手の特集が組まれるのは初めての「たけしの誰でもピカソ」では
2度も「ちあきなおみ」の特番が放映され、
2度目の放送では9・9%という高視聴率を記録、この番組で
ビートたけしは「紅とんぼ」を絶賛しています。
色んな人がちあきなおみの復帰を熱望していますが、
一ファンの私としてはちあきなおみ自身が公の場を拒否している以上、
もうそっとしてあげたい・・と素直にそう思います。
私の中では「喝采」、「矢切の渡し」、「かもめの街」、「冬隣」など
大好きな曲の数々を歌うちあきなおみがリアルに生存しているから、十分なのです。
でも時々思います。
もしかすると海外のどこかの小さな洒落たバーで、ふらっとシャンソンなどを
歌ってたりして・・なんて。
もしそうなら、今からでも飛んで行き、会いに行きたい・・。
そう空想しながら、やっぱり毎日のようにちあきなおみの曲に浸ってしまうのです。