今でこそお姉キャラで「さそり座の女」を歌うタレント兼歌手のイメージが強いが、デビュー当時は、美少年の青春歌謡曲を歌う歌手だった。青春歌謡曲から本格的演歌に路線を変えた、昭和41年「柳ケ瀬ブルース」が120万枚の大ヒットを記録。
その後、「新潟ブルース」「釧路の夜」とヒットを飛ばす。「みれん町」「大阪の夜」「おんなの朝」といったムード歌謡というジャンルの曲で1つの時代を作る。
「さそり座の女」のヒット以降、ヒット曲に全く恵まれなく、また昭和59年大麻取締法違反で逮捕(2度目)される。それ以降はテレビなどから一時姿を見せなくなるが、ものまねタレントコロッケのものまねが大ブレークし、再び息を吹き返す。
ちあきなおみとの金鳥のCMの共演では、「端っこ歩きなさいよ!」というパフォーマンス、またバラエティー番組などで発する「おだまり!」といった言葉が強烈で、当時流行語となりすっかりお茶の間の人気者になる。また、芸能界のご意見番としてのポジションも確立しているようで、有名芸能人のスキャンダルニュースに度々顔を出す場面がある。
こういったタレント活動ばかりが取り出さされているが、平成22年まで出演していた紅白歌合戦で小林幸子とのど派手衣装対決は歌謡界の貢献度が大きかったともいえる。また、定期的にシャンソンアルバムを発表している。
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