ストレスがたまったら鏡の前で○○をしよう!鏡を使ったおすすめストレス解消法
仕事や人間関係、家事、育児・・・忙しい毎日の中で、ついストレスをためこんていませんか?ストレスをため続けて上手く発散できないでいると、心身の健康に悪影響を与えてしまうこともあります。忙しい方にほどおすすめしたい、時間もお金も使わずにできる「鏡を使ったストレス解消法」をご紹介します。
① 鏡の前で笑顔を作る
イライラしたり落ち込んだりしたときに笑いが起きると、なんとなく気分が軽くなる事はありませんか。これは決してなんとなくではなく、笑いは医学的に見ても体にさまざまな良い影響を与えてくれること分かっています。
もちろん、面白くなければ無理に笑わなくても大丈夫。鏡の前で作り笑顔をするだけでも、笑ったのと同じような効果が得られるといわれています。
笑うと体には次のような変化が起こります。
- ■ドーパミンが出る
ドーパミンは別名「快楽ホルモン」とも呼ばれています。ドーパミンには楽しさや心地よさを伝達する働きがあり、ストレスを和らげやる気や集中力をもたらしてくれます。
- ■副交感神経が優位になる
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類の神経があります。ストレスが溜まると交感神経が優位になり、神経のバランスが崩れ心身に悪影響を与えてしまいます。笑うことにより副交感神経が活発になるので、ストレスホルモンが減少して神経のバランスが整えられ、心身ともにリラックスすることができます。
- ■免疫力がアップする
笑顔になることにより、「ナチュラルキラー細胞」が活性化します。この細胞は白血球の一種で、細菌に感染した細胞を死滅させる力があるので、免疫力が高まり強い体ができるといわれています。
笑いは体に良い影響を与え、ストレスを解消してくれます。鏡に向かって作り笑いをするだけでもOKなので、落ち込んだときこそ笑顔を作ってみてはいかがでしょうか。
② 鏡の前で体を動かす
ストレスを感じたときには、鏡の前で体を動かしてみましょう。鏡の中の自分は、右手をあげれば同じように右手をあげ、自分が体を傾ければ同じように体を傾けてくれますよね。
ストレスは、「物事が自分の思うように進まない」と感じイライラすることにより生じるものです。心理評論家の植木先生によると、鏡の中で思い通りに動く自分を見ることにより、自己肯定感が生まれストレス解消につながるのだそうです。
③ 鏡を見るだけでもOK!
アメリカの大学で行われた研究によると、鏡を見ることで自信を回復させることができるそうです。
仕事中にイライラしたり疲れたりしやすい人は、デスクなど良くいる場所に小さい鏡を置いておくのもおすすめ。自然と自分に意識が向き、疲れた時に鏡を見ることで、手軽にストレスを軽減させることができるでしょう。
また人は鏡を見る際、無意識のうちに「良い顔」を作っているそうです。自分の「良い顔」を鏡で何度も見るうちに、気持ちも穏やかになり自信を回復させることができます。
鏡を使うと手軽にストレスを発散することができます。ストレスをためすぎると自律神経が乱れ、動悸やめまいなど体の不調につながることもあります。
鏡ばかり見ていると「ナルシストだなぁ」と言われてしまいそうですが、実は鏡を見るのは、精神衛生上とても良いことだといわれています。ストレス解消の効果を高めるにも、鏡は美しくキレイに磨かれたものを使用するのがおすすめ。
汚れた鏡では、自信を取り戻してくれる鏡のパワーも半減してしまうかもしれません。鏡を見て笑顔を作ったり動いたりするだけなら、朝の1分でできるはず。忙しい方も鏡を活用して上手にストレスを発散し、心身の健康をキープしましょう。