どこでも簡単にできる!鏡を活用して美肌効果を高めよう
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」と鏡に問いかけたのは、白雪姫の継母である王妃様。一見するとなんだかナルシストみたい・・・なこの行動ですが、実は肌が美しくなるのにとても効果的な方法なんです。鏡さえあればできてしまう、とても簡単な美肌ケアを詳しく見てみましょう。
ドーパミンが肌をイキイキとさせてくれる
鏡に向かってメイクの研究をしたり、いろんな角度からチェックしたり・・・一般的に、若い人ほど鏡をよく見るといわれています。特に思春期は、日に日にキレイになっていく自分を鏡で見るのはとても楽しいもの。
キレイな自分を見て良い気分になると、脳から「ドーパミン」と呼ばれる快楽ホルモンがあふれ出します。そして、快楽ホルモンが肌をさらにイキイキとさせてくれるので、鏡を何度も見るのは美容にとても良いといわれています。
ところが、年齢が高くなるとだんだんと鏡を見なくなりがちになります。メイクやおしゃれへの関心が若い頃より薄れるのもありますし、日に日に老けていく自分を見たくないという心理的な理由もあるでしょう。
このように鏡を見ることやおしゃれから遠ざかっていると、せっかくの美貌がどんどん衰えてしまいます。肌のキレイを保つには、ホルモンを活発にさせることが必要なのです。
美肌効果を高める鏡の活用方法
鏡を見てほしいのは、化粧の最中ではなく化粧の前。何もつけていない自分の肌を、明るいところでじっくりと観察しましょう。すると、「ここの毛穴が開いているな」とか、「少し頬のシミが増えたかな?」などいろいろな発見があるはず。
そして小さな肌の変化に気づいたら、「少しむくんでいるからマッサージしておこう」「シミが気になる部分に、ホワイトニング効果のある美容液をつけてみよう」など、プラスのちょっとしたお手入れを加えてあげましょう。
お手入れが終わったらもう一度鏡を見ましょう。お手入れの前と後では肌の状態が違っているはずです。お手入れ後の肌の状態をチェックすることで、キレイになった自分を確認できます。その結果毎日鏡をみるのが楽しくなり、肌のケアも続けていくことができるでしょう。
また、毎日鏡を見ていると自分の顔色や肌の調子の変化に気づきやすくなります。「最近顔色がよくないな」とか「吹き出物がでている」など肌の変化を察知すれば、もし病気だった場合はやめに対処することができます。
鏡を見ることは、健康維持にもつながるのです。
肌がますますキレイになる!プラシーボ効果とは
お手入れの仕上げには、鏡の中の自分に向かって「私はキレイ!」と言い聞かせてあげるのがおすすめ。お腹が痛いという子供に、腹痛のお薬といって小麦粉を飲ませたところ、腹痛が治ったという話があります。
これはプラシーボ効果といって、薬ではないものを飲んだのにも関わらず、薬を飲んだ時のように症状が良くなることをいいます。思い込みの暗示のようなものですが、これは美容意識を高める上でも大変効果があります。
化粧水を塗るときは「ホワイトニング効果が効いて白い肌になる」などと思い込みながら使用しましょう。また、お手入れの最後に「私はキレイ」と暗示をかけてあげることで、ホルモンの分泌もより活発になり美肌効果が高まることでしょう。
鏡を活用した美肌方法は、とても簡単に実行することができます。女性であればメイクのときなどに鏡を見ていると思いますが、ここでご紹介した方法はあと少しの工夫でできることばかりです。
鏡を見る回数が多いほど、美意識が高まるといわれており、魅力的な人ほど鏡を見ているそうです。鏡を活用して、美しい肌を手に入れましょう!